七五三という日
- Hiromi
- 2024年11月30日
- 読了時間: 4分
ムスメの準備と夫とわたしの準備を経て
さてさて。当日。
本来なら両家の自分たちの親と一緒に行きたかったけど
彼らのスケジュールに合わせて自分たちが合わせられなかった。
という事で、我々だけのお詣りにした。
朝から準備を始めたんだけど、全て自分たちで。
夫も、わたしもじぶんで着物をそれぞれで着てから
ムスメの支度をしようと動いた。
ムスメは何度か私と着物でお出かけしたことがあり
やっとあの着物が着れる~~♪
と思ったのか張り切って私の着付けのお手伝い…らしきことをする。
おかげで着る時間を短縮するために着物や小物を整えていたのに
お~ぃ、これどこやった? ? それ、今いるの、ちょっとちょうだいつっ!!
って時間がかかる、かかる…
やっとこさわたしの準備が出来て
さぁムスメって声をかけたら
待ってました~♡
ってな感じで張り切って椅子に座りヘアスタイル
そして足袋ソックスを履いて立ってくれた。
ここまではイイのよ…
さて、着物に袖通しまっせって時に
「赤は嫌だ、ピンクのお着物がいいっ!!」
え!?
何ですと!!
代々の3歳のムスメさんが袖を通した我が家の着物は赤
彼女の言う「ピンクのお着物」とは
ムスメさんの小物などを買い求めた時に一緒に納品された着物なの。 確かに具合を見るのに袖を通したけど
その時は「赤にする♡」っていってたじゃなぃ…
確かに最悪に何かあってもいいように
ピンクの着物の丈直しも一緒にしていたの、わたし。
でもさ、でもさ。
みんなが袖を通している着物の方が成長した時に親戚女性の3歳見た時に
一緒に楽しめるじゃない?
ほれ、私も着たけど、あなたの時は…ってね。
な、なのに、ここでピンクは無いよ…
ってのが親の気持ち。
その説得に時間がかかり
結果家を出るのに予定より1時間遅くなった。
母はもう家を出た時にはぐったり…
あとは何とか無事にお詣りが出来ればそれでよし…
って思いたいが、その後に写真館で家族写真を撮る事にしているから そこまで今の姿で居てくれますように。
願いながら家を出て駐車場まで歩いていたら
ちょうど仲良しご近所さんに会った。
一緒に写真撮ってくれる?
って言われたムスメは、そんなアイドルみたいなこと始めてで恥ずかしくて
後ずさり。
でもみんなニコニコ。かわぃぃだなんて言われてご機嫌さん。

そしてまたまた進むとたまに会うご近所のおばあちゃんがいて
嬉しそうにおめでとうと寄ってきた。
なんなら気持ちだけとお祝いをムスメが持つ巾着に入れてくれて
これまたどうゆうことなのか意味不明のムスメだったが
いい事に違いないとニコニコして車に乗ってくれた。
ご近所さんの声援により
ご機嫌さんで神社につき鈴付草履を鳴らしながら長い距離を歩いていた。
でもどこかでまだピンクの着物への未練が垣間見れ
ここで脱ぎ捨てられたら大変!ってそわそわしながら
七五三で対応してくださった巫女様の赤に救われ
無事にお詣りをすることが出来た。
ふぅ~~
この時点でもうお昼前。
さて、写真館に…と向かったらこのお年頃って写真撮るの大変。
大人の思うようにいかない 笑
慣れない場所ではわたしから離れないムスメは
写真撮る時も立ち位置では立たず
母に寄りかかる...
そんなだから笑えない...
時間がかかったけど、心地の良い写真館だからよい写真も取れました。
いいんだよ、記録だから。
夫がそう言ったのに、そうそう。そうだった。
夫がこうゆうには我が実家に掛けられた写真館でとった家族写真を見ての事。
自分も節目のおりに家族の記録を写真館で撮って残そうと思ったらしい。
ベストな写真でなくてもそれが見た時の笑い話になる。
ってことで
また我が家に記録写真としての家族写真が増えた。
我が家も祝い着は母が着せてくれて、母は自分の着物も着ていた。
母もこんな1日を過ごしていたのかと思うと感謝した時間。
そしてこうゆう時にと写真館に家族を連れて行ったマメな父にも感謝する。
そうでなければ
夫も写真を撮りに写真館行こうと思わないだろうし、同意を得る事は難しい。
そういつかこの写真を見ながら目を細めて懐かしくこのバタバタした1日を語る日が来る。
ほんと、よきお詣りでした。
親にとっても初体験でよい経験な1日。
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